6月7日と8日に行われる中國大學統一入學試験(通稱、「高考」)まであと1ヶ月を切る中、新入生の募集が今年から始まる新設の學部が大きな話題となっている。
統計によると、今年新設された學部の31専攻は、経済學や法學、教育學、歴史學、理學、工學、農學、管理學、蕓術學の9大學科をカバーしている。大學38校が、學科新設の認可を受けた。31専攻のうち、工學系が14學科を占め、割合が最も高く、以下、蕓術學、農學と続く。
學部の醫學生5918人を無償で育成へ
中國教育部(省)がこのほど公式サイトで発表した「教育部弁公庁の2022年に中?西部の農村の要請に合わせて、學部の醫學生を募集し、育成するプログラムの中央財政サポートに関する通知」は、今年、高等醫學院校は郷?鎮の衛生院(診療所)のために5年制の學部の醫學生合わせて5918人を募集し、中央財政からサポートして無償で育成するとしている。學部は臨床醫學、中醫學、モンゴル醫學をサポートしている。
通知は、無償で育成する學部の醫學生の合格が決まった場合、入學通知書を受け取る前に、育成を擔當する大學や就職先の所在地となっている県級の衛生健康、人力資源社會保障行政當局と、育成、就職契約を結ぶ必要がある。同プログラムを利用して學部の醫學生を目指すことができるのは農村の學生に限られる。
ネットユーザーからは、「幸運にも無償で臨床を専門に勉強させてもらっている醫學生です」や「四川省の農村振興プログラムに參加する大學1年生です。卒業したら故郷に戻って末端で奮闘します」などのコメントが寄せられている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月14日