中國(guó)気象局が3日発表した「中國(guó)気候変動(dòng)青書(shū)(2022)」は、気候システムの総合観測(cè)及び各種重要指標(biāo)によると、世界的な溫暖化がなおも続いているとした。昨年の世界の平均気溫は産業(yè)化前を1.11度上回り、正式な気象観測(cè)の記録が始まってから7番目に高い気溫となった。1951?2021年にかけて、中國(guó)の地表の年平均気溫に顕著な上昇傾向が見(jiàn)られ、10年で0.26度上昇した。
國(guó)家気候センターの袁佳雙副主任によると、中國(guó)は過(guò)去20年に、20世紀(jì)以降で最も暖かい時(shí)期を迎えた。昨年の中國(guó)の地表の平均気溫は例年の平均値を0.97度上回り、1901年以降で最高となった。青書(shū)は、1901年以降の最も暖かかった10年のうち、1998年を除く9年はいずれも21世紀(jì)だったと指摘した。
青書(shū)によると、1961年から2021年にかけて、中國(guó)の各地域の地表の年平均気溫にいずれも顕著な上昇傾向が見(jiàn)られ、かつ気溫上昇のペースに顕著な地域差がある。青蔵地區(qū)の気溫上昇のペースが最高で、10年で平均0.37度上昇した。華北、東北、西北がこれに続いた。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2022年8月4日