近年、農(nóng)村振興の持続的推進に伴い、「新農(nóng)民」が増えている。彼らは技術(shù)と専門知識を生かして田舎で夢を追い、農(nóng)村に新しい理念、技術(shù)、業(yè)態(tài)をもたらし、農(nóng)村振興に若い力を貢獻し、素晴らしい人生を歩んでいる。

   癌を患った養(yǎng)父の世話をするために仕事を辭めて村に戻り起業(yè)し「新農(nóng)民」になった1990年代生まれの張志菊氏は今年、全國人民代表大會の代表に選ばれた。彼女は合作社を設(shè)立しただけでなく、撮影、ライブ配信、分析も學(xué)び、故郷の農(nóng)産品の販路を開拓した。彼女は、「都市部と農(nóng)村部の間の伝達者になり、田舎の農(nóng)産品を外の地域で販売し、生活をよくする希望の光をもたらしたい」と述べ、田舎にいても農(nóng)村振興に貢獻できると自信を持っている。

   第14期全國人民代表大會代表の瀋燕芬氏も故郷に戻った1990年代生まれの「新農(nóng)民」である。3年前、彼女は深圳での仕事を辭めて故郷に戻り農(nóng)業(yè)を始め、若者チームのリーダーとなって農(nóng)耕思想を革新し、故郷の荒地を良田に変えた。彼女はホワイトカラーから「新農(nóng)民」へのモデル転換に成功し、広東省農(nóng)業(yè)農(nóng)村庁の農(nóng)機使用第一線の「土専門家」になった。彼女が先頭に立ち、合作社は発展し、農(nóng)機を使って農(nóng)作業(yè)をする若者が増えた。若者の新しい考え方に著目し、瀋燕芬氏は周辺地域の多くの農(nóng)機合作社と連攜し、広州市初の星付き農(nóng)機連合社を設(shè)立し、農(nóng)家に統(tǒng)一した農(nóng)機の維持管理や生産物資の調(diào)達などの全過程に及ぶ委託管理サービスを提供している。

   全國人民代表大會代表で北京緑農(nóng)興雲(yún)果物生産販売専門合作社社長の岳巧雲(yún)氏は「モモ2世」だと自稱する。1980年代生まれの彼女は北京の中心地で十?dāng)?shù)年にわたり會社員をしていたが、6年前に郊外の平谷區(qū)に戻りモモを栽培し、甘さをアップデートする事業(yè)に力を入れることを決めた。岳巧雲(yún)氏は両親からよく、彼女が生まれた年に家の桃の林に実がなり始め、桃は家族の生活の希望だと言われてきた。しかし、農(nóng)家の生活は苦しく、両親は彼女がモモ栽培をすることを望んでいなかったため、故郷に戻りモモ栽培をすると伝えた時、あまり賛成していなかった。岳巧雲(yún)氏は、父親が早朝にモモを市場に持っていく大変さを気にかけ、まず販売方式を変え、オンラインショップを開設(shè)し、ライブ配信を行い、モモを海南島にも販売できるようにした。ライブ配信を手伝いたいと訪ねてくる村民もおり、彼女は村にライブ配信研修クラスを開設(shè)した。また、合作社を設(shè)立し、農(nóng)民と協(xié)力し産業(yè)の相乗効果を形成した。當(dāng)然、最初は壁にぶつかり、農(nóng)民のために設(shè)定したKPIの道は最終的にうまくいかなかった。都市部で會社員をしていた彼女は、故郷に戻りインターネット時代の新農(nóng)民になり、インターネットと農(nóng)村を理解し、産業(yè)を発展させることができる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年3月9日