約20年前に小麥優良品種栽培基地を設立した薛拓さんは、ビジネスを土地の委託管理へと拡張していき、分散経営している農家の穀物栽培を手助けするようになった。2021年、息子の薛強さんは西安工業大學経済學部の修士課程を修了後、故郷に戻って起業し、父親の薛拓さんと共に秦嶺の麓の関中良田で事業を行っている。

   土地の委託管理規模が拡大し続けていることを受け、2人が経営する西安市長安區長豊農機専門合作社は広大な面積の穀物の栽培、管理、収穫の各作業ニーズを満たすため、様々な新型の農機具を買い付けた。現在、合作社が保有する各種農機具の価値は1400萬元規模に、委託管理する土地は3萬ムーに達している。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2023年6月19日