9月、中國最北の海岸線の近くを通る228國道を走ると、一面の「赤いビーチ」が目の前に広がる。
毎年秋になると、渤海灣北東部の海岸線は赤く染まる。砂と土、塩とアルカリがここで有機的に合わさるためである。特殊な環境で育つマツナが4月に地上に出て干潟を埋め盡くし、淡い赤色から真紅に変わっていく。
一面のマツナが生えるこの濕地は、雑誌『中國國家地理』の「中國で最も美しい沼沢濕地」の1つに選出されている。
新華社記者銭一撮影
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月19日