答 米國が中國の宗教政策について何のいわれもなく非難し、ゆゆしく歪曲しているのは、國際関係の基本ルールに背くものであり、いかなる事実的根拠もない。われわれは米國が事実を尊重し、宗教などの問題を利用して中國の內(nèi)政に干渉することを止め、中米両國の相互理解に役立つことは多くやり、役立たないことはしないよう求めている。 中國の宗教信仰の自由の尊重は、底の深い歴史と文化的伝統(tǒng)を基盤としている。為政者であれ、社會(huì)各界であれ、宗教が長期にわたって存在し、宗教信仰の自由を執(zhí)行することは、長期にわたる基本的な政策である。「文化大革命」（1966—1976年）期間中のような、宗教信仰の自由が踏みにじられる災(zāi)難は、政府と人びとの自己反省と混亂の収拾、數(shù)多くのきめの細(xì)かい仕事を通して確実に正された。とくに1978年の改革開放以降、政府は宗教信仰の自由の政策を全面的かつ著実に実施しており、數(shù)多くの寺院や教會(huì)は修復(fù)されて開放され、各宗教の教義と文化が伝達(dá)、発揚(yáng)されたことで、後継者が育成された。人びとは宗教信仰の自由に満足しているのである。 現(xiàn)在、政府による公民の宗教信仰の自由の権利に対する法的保障は、関連する國際文書や公約に基づく內(nèi)容と基本的に一致している。公民は宗教禮拝や集會(huì)、宗教活動(dòng)を行う場所を設(shè)置したり、それを保持したりする自由や、宗教や信仰に関する刊行物の編集、発行の自由、宗教や信仰の戒律に基づいて宗教祭日や宗教儀式を行う自由を有している。現(xiàn)在、各宗教はいずれも自主的に全國的な、または地域的な宗教団體を設(shè)立している。暫定統(tǒng)計(jì)によると、各宗教の信者は1億人余りを數(shù)え、宗教活動(dòng)場所は約８萬5000カ所、聖職者は30萬人余り、宗教団體は約3000にのぼる。各宗教団體は自らの規(guī)約に基づいて、指導(dǎo)部と指導(dǎo)者を選出できる。各宗派は自主的に教務(wù)を処理し、聖職者が宗教職務(wù)を履行し、宗教の活動(dòng)場所や習(xí)慣によって信者の自宅で行うすべての正常な宗教活動(dòng)は宗教組織、聖職者、信者自らが処理し、しかも法的に保障されている。 1980年代以降、一部の地域では邪教組織が生まれ、宗教の看板を掲げて違法な活動(dòng)を行い、人びとの正常な生活と生産の秩序を著しく損ねた。広範(fàn)な大衆(zhòng)と宗教界の人士は邪教組織を極度に憎み、司法當(dāng)局も違反者を法律に基づいて処分した。公衆(zhòng)の利益と公民の宗教信仰の自由の権利を保護(hù)するためであり、宗教の信仰とは無関係だ。現(xiàn)在、いかなる法治國でも、宗教という看板を掲げて違法な活動(dòng)を行うことは許されていない。 各國の宗教信仰の自由の保護(hù)は、歴史や文化、國情によってその特徴は異なる。中國は宗教信仰の自由の保護(hù)と、宗教を信仰しない自由の保護(hù)も強(qiáng)調(diào)しており、二者を同等の重要な位置に據(jù)えることで、より完備した意味において宗教信仰の自由を具現(xiàn)化している。これも公民の基本的権利に対するさらに充実した、全面的な保護(hù)だと言えるだろう。 ? 「チャイナネット」2008年2月 ? |
