松花江汚染事件について外交部の秦剛報道官は6日、溫家寶総理が4日、ロシアのフラトコフ首相に親書を送ったことを明らかにした。新華社が伝えた。
秦報道官によると、溫総理は親書の中で「中ロ両國の人民は同じ河の水を飲んでおり、國境に跨った水資源の保護は、両國人民の健康と安全にとって極めて重要だ」と強調。中國側がすでに措置を取り、現在も対策を続けていることを説明し、今回の汚染に対する中國側の責任ある態度を表明た。また、ロシア側との協力をさらに強化し、汚染による悪影響を取り除いていく意向を重ねて言明したという。
「人民網日本語版」2005年12月7日