教育部の袁貴仁?部長は「2010首都外國留學生新年文蕓夜會」の席上、中國は來年、今年を2千人上回る2萬人分の中國政府奨學金を世界各國に向け提供することを明らかにした。「中國之聲」が伝えた。
現在中國で學ぶ外國人留學生総數は23萬人近くに達しており、中國はグローバルに學生が流動する最も重要な目的地のひとつとなりつつある。昨年來の金融危機に際し、中國は今年、中國を訪れる外國人留學生規模を安定させるための一連の措置を既に講じており、例えば國家発展計畫(5カ年計畫)に基づき、中國政府奨學金の規模を拡大、奨學生総數は1萬8078人に上り、昨年比33.8%増加した。また2009/2010學年における訪中優秀自費外國人留學生奨學金を創設、金融危機の影響を受け苦境に陥っている訪中外國人留學生500人を資金援助する。さらに、地方政府および各大學にさまざまな奨學金の創設を奨勵し、中國教育の海外普及を強化する。このほか、大學の教育の質の保証を支持する前提の下、英語などの外國語を使用した講義、あるいは中國語、外國語の2カ國語による専門?一般課程の講義を行い、外國人留學生の新たな誘致のポイントとする。
中國政府奨學金は學生について、四大生奨學金?修士課程奨學金?博士課程奨學金、中國語研修生奨學金?一般研修生奨學金?高級研修生奨學金、さらに數項目の分類を設ける。奨學金を得た外國人留學生は、登録費、學費、実験費、実習費、基本教材費、宿泊費などの免除を受けることができるほか、中國政府から中國人學生と同等の公費醫療サービス、奨學金生活費、一時的帰國補助などが提供される。
「人民網日本語版」2009年12月7日 |