留學帰國者の起業支援に関する連合會議が18日、労働力資源および社會保障部で開かれた。會議では、1978年から2009年末現在で、留學帰國者の數が計約49萬7400人に達し、2009年は56.2%増で初めて10萬人の大臺を突破したことが明らかにされた。現在、中國全國に設けられた、留學帰國者向けの起業パークは150カ所余りにのぼり、8000社を超える企業が參加、2萬人余りの留學帰國者が起業しているという。
労働力資源?社會保障部の尹蔚民部長(中央組織副部長、連合會議グループリーダー)は留學の支援、帰國の奨勵、留學?帰國の自由という3つの方針を今後も徹底することを強調。留學帰國者に関する支援政策の充実化、重點プロジェクトの実施、就業環境の整備などに力を入れると述べた。
労働力資源?社會保障部は今年、「留學帰國者の起業支援に関する意見」を制定?下達し、留學帰國者の帰國や居留、定住などに関する政策の充実化をはかる予定だ。留學帰國者向けの起業パーク建設を強化し、留學人材の中國での起業を後押しする。同時に「留學帰國者向けのサービス體制に関する意見」の取りまとめを急ぎ、留學帰國者に的確な支援を提供、帰國後の就業や起業に必要となる生活環境や仕事環境を整えるという。
「人民網日本語版」2010年3月19日