大學生を対象にした「性と生殖健康狀況」と題した調査報告結果がこのほど発表された。今回の調査結果により、実に驚くべき事実が判明した。現役大學生の性観念は解放され、性行為が増加しているのに加え、彼ら?彼女たちの避妊に対する知識の把握は全く十分ではない。
今回の調査を率いたのは武漢同済醫學院計畫出産研究所所長、武漢同済生殖醫學専門病院院長の熊承良氏で、國家「十一五(第11次5カ年計畫(2006-2010年))」プロジェクトの一環として進められた。2007年9月に始まった調査は2年にわたり、調査対象となったのは北京、長春、成都、南京、南寧、武漢、重慶の7都市、8萬人あまりの大學生。四大生、修士?博士在學者が含まれた。
調査結果によると、60%前後の學生は性に対して解放的観念を抱いている。70%以上の學生は婚前交渉および同棲などの行為に寛容的態度を示している。14.4%の未婚大學生は、自身が性行為を経験したことを認めている一方、初體験の際に避妊を行ったのは47%、性行為において毎回避妊を行っているのは、僅かに28.7%だった。
緊急避妊方法をすべて正確に把握している學生は僅か2%前後にとどまり、醫學部生の把握率はその他専攻學生と比べても大差はなく、博士生の把握率は明らかに四大生よりも高かった。
「人民網日本語版」2010年3月30日