米誌フォーブスがこのほど発表した2010年版の世界長者番付で、メキシコの電気通信事業の富豪カルロス?スリム氏が資産総額535億ドル(約4兆8000億円)で、マイクロソフト會長のビル?ゲイツ氏を抜いて1位になり、米國人の16年にわたる獨占を打破した。國別に見ると、億萬長者の約40%に當たる403人を米國人が占め、次いで中國が初めてロシアを抜き2位になり、昨年の28人から62人まで増えた。中國の第一位は飲料メーカー最大手、ワハハ(Wahaha、娃哈哈)集団の會長宗慶後氏で、70億ドルの資産で第103位だった。
一方、中國富豪ランキング「胡潤百富榜」の創始者である英國人フージワーフ(中國語名:胡潤)は、世界女性富豪トップ10のうちの5人が中國人であると示し、「15年後、中國のIT業界から、フォーブス世界長者番付のトップになる人が出る可能性がある。不動産業界はまだ15年から20年の財を積み重ねる機會があるが、全體的に言えばIT業界に及ばない。財の大小を決定する指數は業界の潛在力である」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年4月6日