冷たい空気の影響によりここ數日、中國の西北部や內蒙古、東北などでは気溫が大幅に下がっている。中國中央気象臺の予報によると、今後3日で內蒙古や東北、華北などでは風が強まり、気溫が一層低下する見通しだ。
気象データによると、10日までに青海省南部の一部地區では大雪となり、海抜の低い地區の一部では積雪量が3センチに達した。內蒙古中部でも広い範囲で雨が降り、呼和浩特(フフホト)では6時間の降水量が歴代の10月の記録を更新している。四川省中?東部や湖北省南部、安徽省南部、貴州省中部、湖南省北西部?中部、江西省北部、雲南省南西部、広東省中西部などでは25ミリから60ミリの降水量となり、一部では60ミリから140ミリに達している。
雨が徐々におさまるのにともない、內蒙古や東北、華北などでは風が強まっている。中央気象臺の予報によると、今後3日で內蒙古中?東部や東北東部、華北東部、黃淮北部などでは気溫が4℃から8℃下がり、一部地區では気溫の下げ幅が10℃以上に達する見通しだ。これら地區では風力4ー5級(風速5.5ー8メートル)の風が吹くと見られる。
「人民網日本語版」2010年10月12日