東日本大震災後初めて神戸を出航した國際フェリー「燕京」は20日午後3時30分、予定より約1時間遅れで天津港國際客船ターミナルに到著した。人民網が伝えた。
「燕京」の乗客279人のうち、中國人は228人、日本人は51人。神戸、大阪、東京からの乗客が大部分を占めた。日津津神客貨輪船有限公司の張遠飛総経理によると、「燕京」は定員399人で、日本で予約はいっぱいになったが、予約客の一部が交通事情により乗ることができなかったため、実際は定員より少なくなったという。次回の運航では、すでに100人以上の予約が入っており、旅客はさらに増える見通し。張総経理は、國家主管部門から緊急通知が入らない限りは、「燕京」は今後も定期運行を続ける予定だと話している。
「燕京」は21日午前11時ごろ、乗客60人を載せて予定通り神戸に向けて出航、25日に神戸から帰航する予定?,F時點で、「燕京」の運航スケジュールは通常と全く変わらない。
「人民網日本語版」 2011年3月22日