シンガポール紙?聯合早報11日の報道によれば、日本の文部科學省の研究チームが日本の最高峰である富士山の地下に活斷層がある可能性が高く、おそらくマグニチュード7クラスの地震を誘発し、巨大な崩落や土石中で付近住民に重大な被害が及ぶ恐れがあるという。
この活斷層は、日本の文科省が3年間の調査プロジェクトで確認したもの。研究チームの責任者である東京大學地震研究所の佐藤比呂志教授は、この研究結果を靜岡県に報告したという。
今回発見された活斷層は、神縄?國府津-松田活斷層の西側への延長線上に存在する。付近の泥流の堆積層に厚く覆われ、その地下構造ははっきりわかっていない。日本政府が2004年に製作した富士山ハザードマップにはこの斷層は含まれていなかった。今後、新しい防災體制の策定が待たれる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月11日