ホンダ、日産、マツダなどのブランドを含む日系自動車企業は、先週、取材した時、現在、周知の理由のため、すでに一部のプロモーション活動を取り消し、中國工場も先週は生産を短縮して停止していることがわかった。日系車販売店への影響も徐々に明らかになりつつある。
日系車メーカー、販売計畫は暫時そのまま
現在、中國で生産展開している日本の自動車メーカーは6社、ホンダ、日産、トヨタ、マツダ、鈴木、三菱で、中國側と合弁方式で生産している。ホンダ、マツダなどの中國工場は「スタッフの安全を保証する」ため9月18に生産を停止していたが、すぐに生産を再開した。
多くの日系車企業は、最近の情況に対する過剰な態度表明を望んでいない。「私たちはこれからも事件を注目し続けるが、現在の情況には沈黙しかできない。」日系車企業責任者はこう言った。 同時に、多くの日系車企業は取材時に、現段階では今年の販売目標を調整しないと述べた。東風日産責任者によると「現在は主に販売店に対する対応指導を行っています。これまでの計畫を調整するかどうかは、本社の指示を待っている」という。
経営活動にも影響
中國工場の生産停止は1日のみだったものの、すべての日系車企業の経営活動には影響が出ている。多くの企業ですでに最近のプロモーションイベントがキャンセルになっている。 一汽マツダ、東風日産などによると、最近、會社自體と販売店のキャンペーンと展示活動すべてをキャンセルしており、広汽本田も9月末の新作アコードの発売を取り消した。
主に日系車企業のプロモーションを提供している會社の責任者によると、本來9月に行うはずのすべてのイベントが中止となり、會社の経営に影響が出ているという。
広汽グループは上海証券取引所の株式が先週の月曜日に大幅に6.11%まで下落した。広汽グループの業務は日系各社との合資を主にする。
販売店に大きな打撃
北京の販売店によると、中國駐在日本大使館近くの一部の日系車販売店はすでに何日も営業停止になっている。
北京では、多くの日系車ディーラーで客足が途絶え、中國國旗を掲げている様子が見受けられる。マツダのディーラーによると、現在、販売店では來客數も注文量も減少しているという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年9月24日