バイアスロンはスカンジナビア半島で古代、猟師がスキーをしながら狩りをした歴史を起源としており、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせる。選手は競技中、専用の小口徑ライフルを背負い、一定の距離を滑った後に射撃を行い、最も早くゴールに到達した選手が優勝だ。
この競技は1924年に第1回冬季五輪の公開競技として行われ、1960年には冬季五輪の競技に指定され、バイアスロンと名付けられた。バイアスロンの男子は10キロのスプリント、20キロの個人、15キロのマススタート、4人×7.5キロのリレー、12.5キロの個人追い抜きに分かれる。女子は7.5キロのスプリント、15キロの個人、12.5キロのマススタート、4人×6キロのリレ、10キロの個人追い抜き。混合種目は女子2人×6キロ+男子2人×7.5キロの混合リレー。