中國は國內外を取り巻く複雑な環境変化の中で、経済成長や構造転換、改革などの問題が重なり、短期?中長期問題も織り交ざっている。したがって、かなり多くの重要な問題が今年中に検討を重ね、コンセンサスを得ながら結論に辿りつかなくてはならない。過去2年の間、中國は多くの面でブレークスルーを果たした。しかし、なお多くの分野で試練に挑み、更なる困難を乗り越えなくてはならない。
小康社會の全面的構築と経済建設は黨全體の経済活動の中心だ。昨年、中國1人當たりのGDPは7500米ドル弱で、経済発展にはなお多くの潛在力があるはずだ。しかし、一部のメカニズムや體制は生産力の発展を阻害しているため、改革の全面的深化によって成長の潛在力を促進する必要がある。中國経済発展が目下直面する新常態は疑いもなく2015年中國経済全體の流れだが、そのことは経済成長のスピード調整を意味するだけでなく、経済発展の質も求められることを意味するものだ。これは今年の「両會」の焦點となる。
小康社會の全面的構築は中國各民族の共通目標であり、改革は社會進歩の原動力と時代の流れだ。法治は國家統治システムと統治能力近代化の重要な保障であり、黨の厳格統治は政権の自己建設能力を強化する必然な要求である。「四つの全面」は中國の特徴を體現し、世界の潮流を兼ねあい、政権法則、社會主義建設の法則、人類社會発展の法則に対する中國共産黨の認識を深化し、中國人民が未來に向かう肝心な選択である。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2015年3月2日