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張?小瑜
新中國は成立後、「自力更正を主とし、海外援助獲得を従とする」を建設(shè)方針に掲げ、海外資金を自國の経済建設(shè)に利用するという面における試みと実踐を進めた。50年代、中國はソ連(當(dāng)時)、東歐國家から26億ドルの資金を?qū)毪贰⒁苯?、機械、自動車、石油、石炭、電力など、156件の基盤となる重點プロジェクトを立ち上げた。60年代には、輸出貸付けと支払い猶予制度を利用し、日本、英國、仏國、西獨(當(dāng)時)、スウェーデン、イタリア、オーストリアなどから3億ドルを超えるプラントを?qū)搿?0年代には、中國の外資導(dǎo)入規(guī)模は更に拡大、前後して二度、30億ドルと73億ドルの貸付金で大型設(shè)備を?qū)?。これらの外國資金は當(dāng)時の國民経済の成長に大きな補助作用を果たした。だが、高利子、短期返済の海外商業(yè)貸付金に頼った重工業(yè)の発展は導(dǎo)入コストが高すぎ、加えて當(dāng)時の國內(nèi)技術(shù)の後れや付帯資金の深刻な不足が枷となり、中國の外資利用の全體効率は思うように上がらず、導(dǎo)入した資金設(shè)備は、本來果たすべき機能と成果を発揮できずにいた。
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1978年の改革開放以來、海外からの直接投資導(dǎo)入は著しい発展を遂げた。2008年末までに、累計66萬社を超える企業(yè)の海外投資企業(yè)の設(shè)立を批準し、導(dǎo)入した外國資本の総額は8700億ドルを上回った。中國は、発展途上國の中で17年間連続して、外資を最も多く利用している國となり、導(dǎo)入した外資の年平均伸び率は20%以上となった。これはGDP(國內(nèi)総生産)の2倍以上の伸び率であり、発展途上國の中でトップ、世界で2位である。
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30年に渡って、中國の外國資本利用の発展は明らかに段階を踏んできた。改革開放初期、中國は外國資本導(dǎo)入に慎重な姿勢を見せ、海外業(yè)者もまた中國の開放政策に懸念を抱いていた。當(dāng)時の外資は香港?マカオ資本が主體で、投資規(guī)模もまだ小さかった。79年から91年にかけての13年間、中國の外資実質(zhì)利用額は総額250ドルにとどまった。
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92年から中國は外國資本の投資に積極的かつ開放的な態(tài)度をとり、徐々に外國資本に対する規(guī)制を緩和し、外國資本の投資分野は拡大され続け、外資が大量に國內(nèi)に流れ込み始めた。この年、外資の実質(zhì)利用額は1.5倍にまで跳ね上がり、110億ドルに達した。
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02年に中國がWTOに加盟してからは、中國における外國資本の市場環(huán)境が絶えず改善され、法律制度の健全化が進められ、外國の中國向け投資は量?質(zhì)ともに目覚しく向上した。外資の出資元は日を追って多元的になり、その規(guī)模は拡大を続け、世界最大の多國籍企業(yè)500社のうち、450社が中國での投資に乗り出した。研究開発分野とサービス業(yè)が外國からの投資の新たな重點分野となり、導(dǎo)入した外國投資に占めるサービス業(yè)の割合が大幅に増加、03年には28%、07年には49%に達した。製造業(yè)分野では、外資の大半がハイテク産業(yè)と高付加価値産業(yè)に向かった?,F(xiàn)在では全國各地の1200カ所に研究開発センターがあり、北京と上海にある多國籍企業(yè)のエリアセンターはおよそ220社に達し、沿海部にある労働集約型製造業(yè)は內(nèi)陸部及びその他の國に移転し始めている。投資形式は多様化の段階を迎え、中國市場に駐在する外資の新たな形が築かれている。
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外國資本は中國経済の持続、急速成長に重要な役割を果てしてきた。
ここ30年來、外資は第一次産業(yè)、第二次産業(yè)から第三次産業(yè)に向けて発展し、労働集約型産業(yè)から技術(shù)集約型産業(yè)へ、低技術(shù)、低付加価値の商品?サービスから先端技術(shù)、高付加価値の商品?サービスへと成長を遂げてきた。中國は外國資本を充分に利用し、産業(yè)と技術(shù)のレベルを引き上げ、中國本土の工業(yè)化を加速させ、産業(yè)構(gòu)造を格上げさせ、畫期的な改良を促進した。
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ここ30年で外資企業(yè)の中國における対外貿(mào)易総額に占める割合は増加し続けている。79年、外資企業(yè)の中國輸出入総額に占める割合はわずか0.1%だったが、01年には50%を超え、08年には55%に達した。外資企業(yè)は自身の輸出入によって中國の対外貿(mào)易を急速に拡大させると同時に、技術(shù)の國外流出という形で中國企業(yè)の生産能力の向上と輸出規(guī)模の拡大をもたらした。外資企業(yè)は中國の対外貿(mào)易成長のなかで主力軍としての役割を果たした。
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投資、生産、稅収、雇用、國際収支などの面においても外資企業(yè)の貢獻は極めて大きい。30年に渡って外資企業(yè)は多くの雇用機會を創(chuàng)出し、5000萬人近くの就業(yè)人口を吸収し、中國の就業(yè)圧力を効果的に緩和してきた。また、外資企業(yè)は中國にとって、なくてはならない稅収源の一つであり、07年に外資企業(yè)が納めた所得稅は全企業(yè)のそれの20%以上を占めた。
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30年に渡って外資企業(yè)が中國にもたらしたもの、それは技術(shù)革新、企業(yè)管理モデルの革新、意識変革、思考パターンと行動スタイルの革新だった。ある意味、これらの革新は資金やプロジェクトよりも貴重な経済発展の原動力だと言える。
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近年になって中國における外資利用の一部の問題が次第に顕在化し始めた。それは、外資企業(yè)の産業(yè)フローの不均衡、ハイテク産業(yè)の過度な外資依存、外資のM&Aによる市場獨占の危険性などの問題であり、また、外資企業(yè)の社會的責(zé)任やエネルギー消費及び環(huán)境汚染などの面でも議論がある。そうは言っても、中國はこれからも間違いなく開放型経済を推進することになるだろう。中國の巨大な市場や中國が工業(yè)化への高速発展段階にあることは、外國資本の利用空間に拡大の余地があることをも物語っている。いずれにせよ、中國は今後も引き続き外資をいっそう深く、いっそう広く利用することになり、対外開放の原動力のメカニズムと発展パターンを転換することが、今後の外資利用が擔(dān)う長期的任務(wù)になるだろう。
「北京週報日本語版」 2009年9月9日
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