「第3回中國中部投資貿易博覧會」が26日湖北省武漢市で開幕した。中國駐在日本大使館の宮本雄二大使は同會の「萬商西進(西部へ投資)?ハイレベルフォーラムで講演し、胡錦濤主席の訪日は必ず世界に目を向け、時代に順応した新たな中日関係の全貌を示すだろうと語った。この歴史的で意義のある重要な訪問が円満に行われるために、両國政府は現在、全力をあげて準備作業を行っている。そして宮本大使は次のように述べた。
「両國政府は、一昨年から日中トップの相互訪問を通じて、経済や政治、文化などあらゆる分野での共同戦略利益の互恵関係に基づいたコンセンサスが成立した。今はこの関係をより一層推し進めている」
「日中経済関係が発展すればするほど、日中関係の基盤も堅固なものになっている。2007年の日中貿易総額は2300億ドルで、日本は依然として中國にとっての最大の投資國であり、今まで600億ドルを投資している。また日系企業は、中國経済と中國市場をグローバル戦略に組み入れており、これらの企業にとって中國市場の重要性も確実に高まっている」
「ここ數年、中國の高速道路や高速鉄道などインフラ整備の強化に伴い、中部の6省(安徽省、江西省、湖南省、湖北省、河南省、山西省)の投資環境は急速に整備されている。この6省が中國経済の中核的勢力になる日は遠くなく、日系企業も対中投資計畫の際、投資先としてこの6省を真剣に考えるだろう」
?チャイナネット?2008年4月28日 |