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胡主席訪日の初の目的地、由緒のある「松本樓」
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

二重の政治の意義がある

胡錦濤主席訪日の最初の目的地であるレストランの松本樓は、様々な由來がある。その中でも最も有名なのが、先代の経営者が孫文の古い友人の梅屋莊吉氏であり、今でも孫文が日本に滯在していた時に使っていた品や文獻資料が保存されていることだ。孫文と宋慶齢の結婚式は、1914年に梅屋莊吉夫妻の家で行なわれている。

「政界の著名人が、よくここで食事を取っており、武大偉氏や王毅氏など、中國の大使も松本樓に來たことがあります」という松本樓では、福田康夫首相の父である福田赳夫元首相も結婚式を執(zhí)り行ったと、今の経営者である梅屋莊吉の孫の小坂哲瑯さんは話す。

胡錦濤主席が福田首相の出身校の早稲田大學で講演すると同じように、最初の食事を松本樓で行うのは、二重の政治的意義がある。それは孫文と日本の友人の深い革命の友情が、今日でも重要な意義を持つだけでなく、胡錦濤主席と福田康夫首相の2人の國家指導者の個人的な関係も近づけるだろうからだ。

孫文記念の品を見學

胡主席は食事前に、まず小坂家が収蔵している孫文の記念品を見學する。孫文と関連のある品が小坂氏の家から松本樓2階の「花水木」に運ばれ、梅屋莊吉のひ孫の小坂文乃さんが、主席に品の由緒を説明することになっている。

胡主席の口に合う新たなメニュー

孫文ゆかりの品を見た後は、3階で食事が行われる。「主席をもてなすために、シェフが新たなフランス料理のメニューを作りました。具體的には言えないのですが、新たなメニューが外務省のチェックを通り、中國大使館とも連絡をとって、胡主席の好みを調(diào)べました」と小坂さんは説明する。

宴會の場には白いシャクヤク

松本樓の付近は警備が行われ、1階と3階のレストランはお休みになる。窓の外の風景はきれいだが、安全のためにカーテンが全て閉じられ、外の景色が見えないため、6日夜は白いシャクヤクを飾るそうだ。「日本式の生け花です。桜を使いたかったのですが、時期が過ぎてしまいました。でも白いシャクヤクもとても美しいと思います」

「チャイナネット」2008年5月6日

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