第10期全國人民代表大會常務(wù)委員會の王兆國副委員長は8日の全人代第3回會議で、「反國家分裂法」草案に関する説明を行った。
この中で、平和的手段による國家統(tǒng)一の達成について、王副委員長は次のように説明した。
「一つの中國」の原則を堅持することは、臺灣問題を解決する上で揺らいではならない基礎(chǔ)である。「一つの中國」の原則を堅持することは、大陸部と臺灣がともに一つの中國に屬するという事実を體現(xiàn)することであり、平和統(tǒng)一という目標(biāo)を追求することである。「平和統(tǒng)一、一國二制度」は、臺灣問題解決の基本方針である。平和的手段で國家統(tǒng)一を達成することは、臺灣海峽両岸の同胞の感情を融合させるのに役立ち、臺灣海峽地域やアジア太平洋地域の平和と安定に役立ち、中華民族の偉大な復(fù)興の実現(xiàn)に役立ち、臺灣の同胞を含む全中國人の根本的利益に最も合致する。「一國二制度」の構(gòu)想は、祖國統(tǒng)一の実現(xiàn)や、國家主権と領(lǐng)土保全の保護の原則を體現(xiàn)しているほか、臺灣の歴史と現(xiàn)実を十分に考慮しており、高度な柔軟性が示されている。このことから同草案は、「『一つの中國』の原則の堅持は國家の平和統(tǒng)一実現(xiàn)の基礎(chǔ)である。平和的手段による國家統(tǒng)一の実現(xiàn)は、臺灣海峽両岸の同胞の根本的利益に最も合致する。國家は最大の誠意によって、最大の努力を盡くし、平和統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)させる。國家の平和統(tǒng)一の後、臺灣は大陸部の制度とは異なる高度な自治を進めることができる」と規(guī)定している。
臺灣海峽地域の平和と安定の保護、両岸(大陸部と臺灣)の共同の発展や共同の繁栄の促進は、両岸の同胞の共通の希望であり、両岸の同胞の共通の利益に合致する。このために草案は、國家が次のような措置により臺灣海峽地域の平和と安定を保護し、両岸関係を発展させることを規(guī)定している。
?両岸の住民の往來を奨勵、促進し、理解と相互信頼を深める。
?両岸の経済面での交流と協(xié)力、三通(直接の通信?通航?通商)、両岸の経済関係の緊密化、互恵と利益共有を奨勵?促進
?両岸の教育?科學(xué)技術(shù)?文化?衛(wèi)生?スポーツなどでの交流を奨勵、促進し、中華文化の優(yōu)れた伝統(tǒng)をともに発揚する
?両岸による犯罪の共同取り締まりの奨勵?推進
?臺灣海峽地域の平和と安定の保護や、両岸関係の発展に役立つその他の活動の奨勵?推進
?國は法律に基づいて臺灣の同胞の権利と利益を保護する。
國家の平和統(tǒng)一の実現(xiàn)は、臺灣海峽両岸による話し合いの推進を必要とし、話し合いへの広い余地を提供する必要がある。「一つの中國」の原則の堅持という前提があれば、いかなる問題も話し合うことができる。草案はさらに次の內(nèi)容を明確に規(guī)定している。
國家は臺灣海峽両岸の平等な話し合いを通して平和統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)させるよう主張する。話し合いには段階を設(shè)け、各段階ごとに進めてよく、方法には多様な柔軟性があってよい。
臺灣海峽両岸は、両岸の敵対関係の正式な終了、両岸関係発展の計畫、平和統(tǒng)一の段階と計畫、臺灣當(dāng)局の政治的地位、臺灣地域の世界におけるその地位に適応する活動空間、平和統(tǒng)一の実現(xiàn)に関連する他のあらゆる問題などについて、協(xié)議と話し合いを行うことができる。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年3月9日
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