香港特別行政區の曽蔭権?新行政長官の記者會見が21日午後に開かれた。曽長官は発言の中で次のように語った。
中央人民政府の任命を得られたことについて、まず中央政府の支持に感謝したい。重責は十分に心得ている。今期行政長官としての殘り任期2年間、わたしは行政長官としての職務をしっかりと果たし、中央政府から託された重大な使命に背かない。
さらに、今回の選挙で圧倒的多數の選挙委員の支持と、大多數の市民の同意を得られたことに感謝する。わたしにはまだ至らない部分も數多くあるが、今後も謙虛な心と実際の行動によって、現有の支持を固め、見解の異なるさまざまな市民も結集させられるよう努め、香港全體の利益を守る。
「強政は民意を以って本と為し、勵治は利民を以って先と為す」(民意を基本とする政府の強化、住民の利益を優先した政治への精勵)。選挙中に聞いた各層の民意を常に心に刻み、今後の施政における羅針盤とする。市民の利益を常に思い、今後の施政における道しるべとする。今後も引き続き各業界の人々と対話し、自ら各所におもむいて市民と觸れ合い、各層市民の要望を知ることを約束する。
「人民網日本語版」2005年6月22日