外交部の孔泉報道官はこのほど、舊日本軍の細菌戦で被害を受けた中國人への賠償問題について、「日本政府は被害者の理にかなった要求を真剣に受け止め、問題を適切に処理すべき」との考えを表明した。記者とのやりとりは次の通り。
――報道によれば、東京高等裁判所は、中國侵略戦爭中に日本が細菌兵器を使用したことに対して日本政府の謝罪と賠償を求める、中國の原告180人の要求を退けた。中國はこれをどう論評するか。
細菌戦は日本の軍國主義が第2次世界大戦中に行った重大な犯罪行為の一つだ。日本政府は誠実な態度により、負うべき責任を負い、被害者の理にかなった要求を真剣に受け止め、この問題を適切に処理すべきだ。
「人民網日本語版」2005年7月23日