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G8+5が意味するもの
発信時間: 2009-07-10 | チャイナネット

G8+5サミットが開かれた。議長國イタリアのベルルスコーニ首相の言葉を借りれば、今年のサミットは歴代サミットをはるかに上回る意義を持つ。參加39カ國(EU諸國、オーストラリア、韓國、インドネシアなどを含む)で世界経済の90%を占めるのだ。(人民日報海外版『望海樓』欄)

G8サミットが30數年前の「金持ちクラブの會合」から、今日の、広範な參加國を擁す対話モデル、先進國と発展途上國が重要な國際問題について共に協議する年次首脳會議へと発展したことは、経済グローバル化が不斷に深まる中で、國際システムがさらに民主化、多極化の方向へと変化していることの反映だ。

G8+5モデルは05年の発足以來、國際社會に広範な影響を與えてきた。G5は単にG8とのバランス取りというよりも、重要な國際問題の解決に発展途上國が參與するための、新たな試み、新たな努力だ。G5の參與は発展途上國の影響力を高めたし、G8もG5との協力を通じて、先進國グループが打ち出すプランや提言の合理性を高めることができた。

G8の変化は歴史の発展における必然だ。今回のサミットの議題を少し見ただけでも、この道理は容易に理解できる。80ページの厚さに達するパンフレットに記された議題は、金融危機、國際貿易、気候変動、食糧安全保障、エネルギー安全保障、アフリカの発展、核拡散、テロ対策など10數項目に達し、數多くのグローバルな分野に幅広くわたっている。発展途上國の參與なしに、こうした問題の解決が不可能なことは明らかだ。

現有の國際秩序は基本的に西側が制定したものであるため、こうした秩序の中で溝を埋め、実効性ある協力を実現するには、先進國が発展途上國の利益により多く配慮しなければならない。G8+5は具體的な問題の解決を一歩一歩促すことで、南北間に平等?互恵?ウィンウィンの新しいタイプのパートナーシップを構築し、將來の世界構造を多極化と民主化へ向かわせるための堅固な基礎を固められる可能性がある。

 

「人民網日本語版」2009年7月10日

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