一部の海外メディアはこのほど、中國青海省玉樹県で発生した大地震に注目し、中國政府の速やかな災害対応を高く評価した。
シンガポールの新聞「聯合早報」は「中國共産黨中央の胡錦濤総書記、溫家寶首相は被災地への救援活動に全力を挙げるよう各部門に求め、回良玉副首相を現地に派遣して救助活動の指揮、被災者の慰撫活動に當たらせている。この他、中國國務院は地震救済指揮本部を設置すると共に、中央財政部門は緊急救災金2億元(日本円でおよそ26億円)を拠出し、被災者の救助と移動、生活の援助、負傷者の治療などに充てている」としている。
オランダの新聞「NRCハンデルスブラット」と「トラウ」などのメディアは中國政府の速やかな災害対応を高く評価し、「中國の胡錦濤國家主席は訪問先のブラジルから急遽帰國することと、溫首相は外國への訪問を延期することは、中國首脳の救援活動への重視を表している」と指摘した。
インドネシアの新聞「ザ?ジャカルタ?ポスト」と「コンパス」は、「中國政府と國民は心を一つにして、救援活動を展開している。胡錦濤國家主席と溫家寶首相はラテンアメリカ諸國と東南アジア諸國に対する訪問を延期したことに注目している。インドネシア國民は、中國國民がいち早く困難を克服し、被災地を再建するよう願っている。インドネシアは中國政府が救援活動を順調に展開し、被災者の衣食住を保障できることを信じている」と指摘した。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年4月19日