賈慶林?中共中央政治局常務(wù)委員（全國政協(xié)主席）は9日午後、中國國民黨の連戦名譽(yù)主席夫妻、および臺(tái)灣同胞社會(huì)団體フォーラムの一部出席者と上海西郊賓館で面會(huì)した。

賈常務(wù)委員は「臺(tái)灣同胞社會(huì)団體フォーラムの開催は、両岸関係の平和発展という新たな情勢(shì)の下で、両岸の人々の交流を促進(jìn)するまた新たな出來事だ。フォーラムは海外各地、香港?澳門（マカオ）地區(qū)、海峽両岸の臺(tái)灣同胞社會(huì)団體の交流や親睦の架け橋となったほか、臺(tái)灣民衆(zhòng)の心の聲を反映し、國內(nèi)外中國人の共通認(rèn)識(shí)を凝集する上でも良い場(chǎng)となった」と述べた。

また「ここ2年余りで、両岸関係の発展は重要な成果を上げ、両岸の人々に確かな利益をもたらした。両岸関係の発展が重要な成果を上げることのできた理由については、総括に値する経験が多くある。最も重要な理由は、両岸雙方が政治的相互信頼を築き、良好な相互作用を維持したことだ。相互信頼の政治的基盤は両岸雙方が共に『臺(tái)灣獨(dú)立』に反対し、『1992年の共通認(rèn)識(shí)』を堅(jiān)持したことにある」と強(qiáng)調(diào)した。

賈常務(wù)委員は「雙方が既存の基盤を踏まえさらに政治的相互信頼を強(qiáng)化することは、非常に必要であるのみならず、非常に重要でもある。『臺(tái)灣獨(dú)立』反対は、大陸と臺(tái)灣が共に1つの中國に屬すという根本的な點(diǎn)を踏まえて根本から整理すべきだ。政治的相互信頼の深化は、両岸関係にさらに力強(qiáng)い動(dòng)力を提供し、さらに幅広い空間を開拓する」と述べた。

連名譽(yù)主席は「両岸関係の発展という歴史の流れを妨げてはならない。両岸経済協(xié)力枠組み協(xié)定（ECFA）の締結(jié)は両岸の人々にプラスとなる良い事、確かな事だ。また、両岸関係は単なる経済関係ではなく、両岸の人々の民族アイデンティティを力強(qiáng)く増強(qiáng)する必要がある、両岸の人々は共に家族であり、臺(tái)灣人も中國人だ。中華民族の子孫として、われわれには、歴史的原因による問題を適切に解決し、21世紀(jì)の中華民族の新時(shí)代を切り開く決意と知恵がある」と表明した。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年9月10日