中國人権研究會の董雲(yún)虎副會長は20日、北京で開かれた第3回「北京人権フォーラム」に出席し、中國の人権に対する西側(cè)の認(rèn)識には誤解があると指摘した。「中國新聞網(wǎng)」が伝えた。

董副會長の発言の要旨は次の通り。

西側(cè)世界は中國の臺頭、中國の奇跡、さらには中國の発展モデルについて大いに語る一方で、中國における人権の発展や進(jìn)歩は見て見ぬふりをし、常に批判的だ。これは明らかに自己矛盾だ。

中國の奇跡は中國の民衆(zhòng)が創(chuàng)造したものだ。もし中國の民衆(zhòng)は抑圧されており、積極性や創(chuàng)造性を欠くというのなら、中國の発展の奇跡はどうやって創(chuàng)造されたのだ？もし中國の人民は発展から実際の利益を得ておらず、人権が保障されていないというのなら、大多數(shù)の中國人が國家の発展の方向と自らの生活狀況に満足しているのはどうしてだ？

中國の人権について、西側(cè)の認(rèn)識と中國の実際の狀況との間にこのように大きな隔たりがあるのは、西側(cè)の人々の一部が西側(cè)中心の視點(diǎn)で問題を見ることや、政治化?イデオロギー化された人権観を用いて中國を扱うことに慣れており、西側(cè)の社會制度や発展モデルを人権の化身と見なし、他の社會制度や発展モデルを人権侵害の現(xiàn)われと見なすことに慣れているため、共産黨の指導(dǎo)する中國を先入観にとらわれて人権に背く國だと想像していることが原因だ。

この種の思考方式のために、彼らは中國における人権の真実の情況を正しく認(rèn)識できず、中國の積極的な変化や発展が目に入らない。

人権および人権実現(xiàn)の方法について、中國と西側(cè)には明らかな見解の相違がある。中國は人権の理想?目標(biāo)?価値?原則は普遍的なものだが、人権の路線とモデルは各國の國情によって異なり、各國は自國の実狀に立って自國民の求める発展路線を模索してのみ、人権事業(yè)の持続可能な進(jìn)展を的確に達(dá)成することができると考えている。

中國の人権観は國際的に認(rèn)められた人権準(zhǔn)則に合致するのみならず、中國の実狀と中國人民の望みにも合致しており、その有効性は実踐によって証明済みだ。西側(cè)は當(dāng)然これを尊重し、理解すべきだ。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年10月21日