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「新國防派」は既に日本の政界において無視できない勢力になろうとしている。しかし、日本が彼らの思惑通りの方向に向かうかどうかは、まだ定かではない。『世界新聞報』が伝えた。
上海國際問題研究所日本研究室の吳寄南主任は、「新國防派」の主張を制約するいくつかのポイントを指摘した。まずは、日本全體の國家利益で考えると割に合わず、現狀との差も小さくない。國民の考え方を言えば、普遍的に賛成しているわけではない。また、彼らが推し進めようとしている軍事大國への道はアジアの反感を買うことになるのは間違いない。そのため、「新國防派」がどれだけ盛り上がっていようと、注意深く確かめる余地がある。
中國社會科學院日本研究所政治室の王屏主任は「世界新聞報」の取材に対し、日本は今、確かに軍事強國の道を歩み始めていると答えた。しかし、歩く速さと具體的な方法は、政権を握る人によって変わってくるだろう。現段階では、將來の具體的な展望までは見えないと言う。
(文=李靜)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年12月24日