■韓國最大野黨「民族の自尊心を売り渡すな」
韓國國內では韓日の軍事協力強化について反対の聲が少なくない。最大野黨?民主黨は10日「韓日間の歴史および第二次世界大戦に対する日本の反省を第一にすべきだ。日本の教科書を読んでみると、どうしても真の反省の誠意が見えてこない」と表明した。民主黨はまた「國民感情は短期間で変えられるものではない。國防省は『民族の自尊心を売り渡す軍事協定』を斷念してもらいたい」とも表明している。野黨?民主労働黨も「日本との軍事協力分野の協力協定締結に強く反対する。日本側との協議の即時中止を政府に求める」との聲明を発表した。
日本にとって韓國側の反応は意外なものではない。日本メディアは「韓國側には常に日韓軍事協力に対するアレルギーがある。過去の日本による朝鮮半島への長期の植民地支配がその根源だ」と指摘。また、韓國側の慎重姿勢の原因として歴史的原因の他に、中國を刺激して北東アジアに「新たな冷戦」を引き起こすことへの懸念もあると分析している。
「人民網日本語版」2011年1月12日