中國政府は釣魚島(日本名?尖閣諸島)及びその付屬島嶼に対する議論の余地のない主権を何度も申し出ているが、日本當局は様々な手段を通じてこの事実を翻そうと企て、中國が「武力侵攻」した場合を想定して防衛(wèi)措置を制定している。
日本のメディアは9日、日本政府が沖縄県?尖閣諸島が中國に「占領(lǐng)」されるシナリオを作成していたことがわかったと伝えた。中國が尖閣諸島を「占領(lǐng)」した場合のシナリオは3つの局面で構(gòu)成され、西南海域における「警戒監(jiān)視」と「機動展開態(tài)勢」強化の具體的指導方針となっている。
◆「対中有事」のシナリオ初公開
日本の産経新聞は9日、防衛(wèi)省が公開した「対中有事」のシナリオの全容を初めて明らかにした。2010年12月に策定した新たな「防衛(wèi)計畫の大綱」に基づき、自衛(wèi)隊の「警戒監(jiān)視」や「機動展開」などを強化する具體策をめぐり、防衛(wèi)省は釣魚島を中國が「占領(lǐng)」するシナリオを作成していた。
◆中國が「3段階にわけて西南諸島を占領(lǐng)」と仮定
防衛(wèi)省は秘密裏に行った協(xié)議で、想定される3つの局面の「シナリオ」を詳細に記録している。
(1)漁民を裝った中國の海上民兵が尖閣諸島に上陸後、中國は「漁船が難破し、修理が必要」という理由で尖閣諸島を「占領(lǐng)」。沖縄県警の警察官が尖閣に乗り込み、「入管難民法違反」の現(xiàn)行犯で逮捕。
(2)中國國家海洋局はこれに対抗して海洋調(diào)査船を尖閣諸島海域に派遣。日本の海上自衛(wèi)隊は「海上警備行動発令」により海上自衛(wèi)隊の艦艇や航空機が出動する。これに中國は「日本が不當な軍事行動を仕掛けてきた」と國際社會にアピールする。
(3)中國海軍が「西南諸島への武力攻撃を発動」する。日本の海上自衛(wèi)隊は艦艇を出動、中國海軍は軍艦を派遣するが、武力衝突に発展するのを恐れ海域を離脫。沖縄県警も撤収する。「間隙(かんげき)を突く」ように中國は米空母の介入も防ぐため宮古島や石垣島に「武力侵攻」する。この段階に至り日本の防衛(wèi)省は防衛(wèi)出動を発令、海?空自の艦艇や航空機を集結(jié)させ、米軍の支援も要請する。陸自部隊も「奪還作戦」に加わる。
防衛(wèi)省はこのシナリオに基づき、3自衛(wèi)隊は態(tài)勢を見直す方針だという。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年5月10日