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日本のヘリコプター搭載護衛(wèi)艦「22DDH」(寫真後方)は、就役したばかりの戦艦「日向」(前方)より大きい。寫真はコンピュータで作られた対比図
米軍事サイト「StrategyPage」は9月9日、「日本がミサイル防衛(wèi)能力を高める」という見出しの文章を掲載した。
日本は、新型ヘリコプター搭載護衛(wèi)艦「22DDH」に搭載するミサイル防衛(wèi)裝置を「ファランクス」から「SeaRAM」に変えることを決定した。これは日本が防衛(wèi)能力を強化し続ける動きの一つである。おもしろいのは、「SeaRAM」は「ファランクス」と本質的な違いがなく、20ミリ機関砲が11連裝の「RAM」になっただけということだ。
「ファランクス」は1970年代に開発、1977年に就役し、「RAM」は1980年代に開発を開始、1993年に就役した。「RAM」の射程は7.5キロで、「ファランクス」の2キロより長い。最初の設計で、「RAM」には戦艦の射撃管制裝置が使用された。一方、「ファランクス」はレーダーと射撃管制裝置を備え、いかなるミサイル攻撃にも自動的に対応できた。飛行速度が毎秒500メートルに達する対艦ミサイルもあるため、これは非常に重要なポイントである。また「ファランクス」は、戦艦からさらに離れた場所での撃墜が可能だ。大型で速度の速い対艦ミサイルは「ファランクス」の攻撃を受けても目的の戦艦に一部命中させることが可能なため、これは非常に重要である。「SeaRAM」は11基のミサイルを持つため、いくつかの目標物を同時に攻撃できる。これは「ファランクス」にはできないことだ。