辛亥革命100周年を迎えるにあたり、日中両國では記念活動が行われている。
◇「孫文と梅屋莊吉――100年前の中國と日本」特別展覧會
東京國立博物館と毎日新聞社の共催で2011年7月26日から9月4日まで東京で開催された。本展覧會の最大の見どころは、梅屋莊吉のひ孫である小坂文乃さんの提供する貴重な寫真や梅屋莊吉の形見の品で、それ以外にも東京國立博物館と長崎大學付屬図書館所蔵の寫真、計250點が展示された。
◇孫文と梅屋夫妻の銅像を中國が長崎へ寄贈
中國國務院新聞弁公室と中國社會科學院、長崎県などは8月3日、中國日本大使館で特別記者會見を開いた。辛亥革命と孫文の功績を記念すると同時に、梅屋莊吉が中國に4體の孫文銅像を贈呈した返禮として、中國が長崎県に対し、孫文と梅屋莊吉夫妻三名の全身像および半身像の銅像を贈ることを発表するものだった。予定では銅像は9月に完成し、その後日本に輸送され、長崎歴史文化博物館で展覧された後、2012年に長崎市の公園に置かれる。孫文と梅屋夫婦の銅像が設置されるのは、日本でも初のことである。
◇長崎県による「孫文?梅屋莊吉と長崎」特別企畫展
長崎県の主催で、中國國家文物局、中國宋慶齢基金會、上海市孫中山宋慶齢文物管理委員會などが協賛する「孫文?梅屋莊吉と長崎」特別企畫展が、10月1日から翌年3月25日までの期間、長崎歴史文化博物館で開催される。中國政府が贈呈する、孫文と梅屋莊吉夫妻3名の銅像も展示される予定である。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年9月21日