米日韓の対朝監(jiān)視機関はここ數(shù)日、非常に慌ただしく動いている。衛(wèi)星、偵察機、地上レーダー、人的諜報と、米日韓の情報機関は各種手段を動員している。現(xiàn)在のところ朝鮮軍に異常な動きは見られないが、警戒を怠る様子はない。米日韓の情報機関にとって悩みの種は、情報を得ても正確に解読できず、三者間の協(xié)力と情報共有システムの問題が明らかになっていることだ。人民日報傘下の國際情報紙?環(huán)球時報が伝えた。

韓國KBSテレビは21日、韓國軍合同參謀本部が同日、19日以來の全軍2級警戒態(tài)勢の継続と対朝監(jiān)視?偵察活動の強化を決定したと報じた。今後発生しうる突発的事態(tài)に対応するため、各部隊は24時間態(tài)勢の緊急対応チームを設置し、朝鮮軍の動向を緊密に注視している。黃海には駆逐艦と哨戒艦を増派し、P3C哨戒機とヘリコプターの出動を強化。空軍の全パイロットは待機狀態(tài)にある。韓國軍は朝鮮は「武力挑発」はせずとも、「サイバーテロ」を起こす可能性があると見ている。韓國はサイバー攻撃への備えを5段階中、下から2段階目の「注意」に引き上げた。一方で合同參謀本部は朝鮮軍について、ここ數(shù)日野外での動きが少なく、江原道と東海（日本海）付近では半旗を掲げ、野外訓練中の部隊が次々に帰営しているとしている。韓國メディアも21日の報道で、韓米が19日以降朝鮮の前線部隊に特別な動きを確認していないことを認めている。

だが米日韓は警戒を怠らず、対朝監(jiān)視?情報協(xié)力を強化している。韓國YTNテレビは21日、韓國軍の鄭承兆合同參謀本部議長が同日午前、在韓米軍のサーマン司令官と電話會談し、朝鮮の動向の把握、両軍最高指揮官による定期電話會談、朝鮮情報の共有と雙方の警戒狀況の相互把握で合意したことを報じた。日本の共同通信によると一川保夫防衛(wèi)相は20日午後、朝鮮に大きな動きは見られないが、自衛(wèi)隊が情報収集?警戒?監(jiān)視要員を増員していることを認め、「韓米とできる限り情報を共有したい」と述べた。防衛(wèi)省の折木良一統(tǒng)合幕僚長も朝鮮の動向に関する情報収集の強化を指示した。

「人民網日本語版」2011年12月23日