「社會主義民主制度は中國の國情にかなったもので、中國の特色、確かな優位性、強い生命力を備えている。ほかの社會主義國の政治モデルとも、歐米資本主義國の政治モデルとも異なる」と多くの代表?委員らが口をそろえて指摘する。
全人代の代表で、內蒙古(內モンゴル)科學技術大學包頭師範學院法政學部の李鳳斌?學部長は、社會発展の現代化の流れに伴い、人民代表大會制度と選挙制度も改革と充実化が進み、人民主権がより保障されるようになっている、と語る。
全國政協委員で、國家人口計畫出産委員會の張維慶主任は「選挙の民主と政治協商の民主を有機的に結び付けることは、中國社會主義民主政治の重要な特徴だ。重要な民主形式としての協商民主は國情や時代の流れ、民意に合致する。こうした面で、人民政治協商會議は目覚しい成果を挙げており、大きな可能性を秘めている」と話す。
代表?委員らの間では、「発展途上國である中國は、數千年の封建的な伝統の影響を受けているため、社會主義民主制度はまだ成熟しきっておらず、早急に解決を要する問題をなお抱えている」と認める一方、「経済の発展や社會の進歩を促進?確保し、その成果を民衆に還元できているかどうかこそ、民主制度の良し悪しを判斷する根本的な基準」とするのが、大筋の見方だ。この視點からみれば、中國の特色ある社會主義民主制度には明らかな優位性があるという。
「人民網日本語版」2012年3月13日