シンガポールの學者、Kishore Mahbubani氏は早くも數年間に世界の権力シフトの2大変化を予測した。1つは「われわれはすでに世界の歴史における西側統治時代の末期に達した(これは決して西側の終焉の日ではなく、西側が首位を獨占してきた強力な文明があと數十年しか持続し得ないに過ぎない)」ことで、もう1つは「われわれは巨大なアジア國家復興の過程を目撃する」ことだ。
Mahbubani氏の楽観的予測は主に2008年の世界金融危機後の西側の衰退に基づくものだ。だが2013年に新興國が直面した輸出不振および経済モデル転換の遅滯という困難は、この過程には改革の困難と苦しみというもう1つの側面があることを明確に告げた。
もう1つの難點は、世界の発展観に対する西側文明の影響は根深く、なお意識的または無意識的に西側の軌跡に沿って自國の発展の道を探る新興國が少なくないために、多くの國々が深刻な順応難に直面していることだ。
経済力の成長速度は変革の取り組みの強さにかかっているとともに、外部環境の変化による影響も受ける。米國は早くも19世紀末に工業生産で英國を抜いた。だが世界経済のメインエンジンとしての地位を真に確立したのは第2次大戦後になってからだ。