中國共産黨第18期中央委員會第4回全體會議（四中全會）が10月20～23日に北京で開催される。國際金融報(bào)が伝えた。

■注目點(diǎn)１：議題　

今回の會議の主要議題は法による國家統(tǒng)治の全面的推進(jìn)という重大な問題の検討だ。改革開放以降、黨の中央委員會全體會議で法治がテーマとなるのは初だ。中國人民大學(xué)の王利明常務(wù)副學(xué)長によると、法による國家統(tǒng)治は國を治める基本方策であり、法による執(zhí)政は政権黨の基本執(zhí)政方法であり、法による執(zhí)政は政府が行政権を運(yùn)用するうえでの基本原則だ。「社會主義法治整備に対してわが黨がより整い、系統(tǒng)立った計(jì)畫を持ち、各事業(yè)の推進(jìn)に対してより明確な具體的目標(biāo)を持つにいたったことを物語っている」と王氏は指摘した。

■注目點(diǎn)２：司法體制改革　

予算法、消費(fèi)稅法、環(huán)境稅法、家屋不動(dòng)産稅法、不動(dòng)産登記條例など今後一連の法規(guī)が相次いで打ち出され、法にのっとり実施され、中國の法治環(huán)境が大きく改善されると見られる。注目に値するのは、司法體制改革における裁判官の専門化であり、これは裁判官制度改革の新たな道筋と言える。裁判官の職業(yè)保障水準(zhǔn)を高め続け、一般公務(wù)員とは異なる選任、昇進(jìn)、評価、報(bào)酬、懲戒の制度を構(gòu)築し、裁判官の地位、給與、福利待遇を高め、裁判官の任期、人身の安全などを保障する。

■注目點(diǎn)３：規(guī)律検査制度改革　

四中全會は過去1年間の汚職摘発、クリーンな政治づくりの取り組みを総括し、高く評価する。今後1年間も汚職に対して高圧的姿勢を続け、汚職摘発が「新常態(tài)」に入ると見られる。黨內(nèi)の規(guī)律検査制度改革では、中央政治局が6月末に「黨の規(guī)律検査體制改革実施計(jì)畫」を?qū)徸h、承認(rèn)した。王漢鋒氏は「汚職をする勇気が持てないようにする」が一応の成果を収めた後、汚職対策の制度化の方向に沿って引き続き「汚職ができない、汚職が難しい」が実現(xiàn)されると分析した。

■注目點(diǎn)４：資本市場に対する影響　

現(xiàn)在、政府と企業(yè)の境界線、権力と市場の境界線は明確さを欠いている。「法による國家統(tǒng)治」によって、こうした問題が一歩一歩的確に解決され、中國市場に計(jì)り知れない影響を與えると見られる。「法による國家統(tǒng)治」は表面的に見ると株式市場との関係は大きくなさそうだが、実際には重大な意義を持つ。現(xiàn)在中國市場のERPは高まり続け、記録的高水準(zhǔn)に達(dá)している。これは中國経済が現(xiàn)在直面する、成長の持続的鈍化、経済活力不足、構(gòu)造的不均衡、持続可能性への疑念といった問題を反映している。こうした問題の重要な根本的原因の1つが、中國の企業(yè)と住民が直面する制度環(huán)境にある。（編集NA）　

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月14日