シリアの內戦は2011年3月15日に勃発し、各國の干渉を受け5年間続いている。5年の戦火により、シリアは各種政治勢力が駆け引きを展開する焦土と化した。5年の戦火がシリアにもたらしたのは、餓死と放浪だ。國連の統計データによると、長引く戦亂で25萬人が死亡し、100萬人以上が負傷している。650萬人以上が路頭に迷い、約450萬人が外國で難民になっている。米國とロシアは2月22日、シリア停戦で合意した。合意は2月27日に発効し、その內容がほぼ順守され、暴力事件が大幅に減少した。シリア危機の勃発から5周年を控え、シリア平和協議の參加國は3月14日にジュネーブに再集結し、「実質的」な平和協議を開始した。停戦により平和の曙光がもたらされたが、平和協議によってシリア人が真の夜明けを迎えることを願う。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年3月16日