(3)中國の理念によってBRICS協力をリードし、多元的文明を発揚する。BRICSは人口で世界全體の44%を占め、多元的な文化の背景、発展の歴史を持つ。互いに融合し、切り離せない現代世界において、中國が打ち出した「人類運命共同體」理念は極めて意義深い。BRICS各國間の人的?文化的交流と民心の通じ合いは、世界に「文明の調和」の現実的道筋を示すことができる。
(4)中國の案によってBRICS協力をリードし、グローバル?ガバナンスを強化する。現在の世界経済の主要な問題に対して、中國は構造改革の推進、成長方式の革新、開放型経済の構築を主とする解決案を示した。そしてBRICS協力は中國の案の的確性と有効性を具體的に示すことができる。BRICS協力體制は世界経済において最も「増分」の多い國家間の協力體制であり、巨大な潛在的発展力を持ち、構造改革、ニューエコノミーの発展、市場開放の拡大に対する政策志向もより積極的だ。このため、BRICS協力はグローバル?ガバナンスにも貴重な「増分」をもたらしている。
BRICS協力の「エンジン」として、中國はBRICS「中國年」に他の加盟國と連攜して今後10年間のビジョンを描く。BRICS體制がすでにグローバル?ガバナンス変革の重要な関與者、推進者、先導者となった現在、BRICS協力の深化、高度化は中國の案のリーダーシップを必要とし、ひいてはグローバル?ガバナンスの新たな道を切り開くこととなる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月24日