見所その三　ポスト2020年ビジョン

　APEC首脳は1994年、インドネシアのボゴールで、「同地域內(nèi)の先進経済圏は2010年までに、新興経済圏は2020年までに、域內(nèi)における貿(mào)易と投資の自由化を達成する」という「ボゴール目標(biāo)」を打ち出した。劉主任は「APECは現(xiàn)在、ボゴール目標(biāo)達成に向けラストスパートの段階に入っており、ポストボゴール時代のアジア太平洋の協(xié)力に向け新たな計畫を立てる必要がある」と述べた。

　ベトナムの裴青山常務(wù)外務(wù)次官は「ボゴール目標(biāo)の期限は2020年だ。APEC加盟國が今回の首脳會議で、2020年以降のAPECの発展について協(xié)議し、APECの未來を構(gòu)築するため指導(dǎo)意見を出すことを願う」と表明した。

　今年5月に開かれた第23回APEC貿(mào)易擔(dān)當(dāng)大臣會合で、「ポスト2020年ビジョン」が議事日程に上がった。中國側(cè)は「共に協(xié)議し、構(gòu)築し、共有する」という地域協(xié)力の新理念を打ち出した。また全面的かつ高品質(zhì)のアジア太平洋自由貿(mào)易圏、全面的な貿(mào)易の相互接続、より包括的なアジア太平洋?世界バリューチェーンの構(gòu)築、新たな経済成長源の形成などを主張した。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年11月7日