舊暦の新年早々、中國(guó)は「全國(guó)両會(huì)シーズン」に入る。例年と異なり、今年中國(guó)の國(guó)家機(jī)関と全國(guó)政協(xié)は5年に一度の任期満了に伴う人事を行う。第19回中國(guó)共産黨大會(huì)が新時(shí)代を開いた後、中國(guó)の上層部人事がどうなるのかに全世界が注目している。中國(guó)新聞社が伝えた。

政府側(cè)情報(bào)によると、3月3日に開幕する第13期全國(guó)政協(xié)第1回會(huì)議は、新たな全國(guó)政協(xié)主席、副主席、秘書長(zhǎng)、常務(wù)委員を選出する。そして5日開幕の第13期全人代第1回會(huì)議の重要議題の1つが、國(guó)家機(jī)関構(gòu)成員の選出?任命だ。3000人近くの全人代代表により新たな中華人民共和國(guó)主席、副主席、中華人民共和國(guó)中央軍事委員會(huì)主席、全人代常務(wù)委員長(zhǎng)、副委員長(zhǎng)、秘書長(zhǎng)が選出される。

國(guó)務(wù)院上層部の任期満了に伴う人事は手続きが多少異なる。全人代は國(guó)家主席の指名に基づき、國(guó)務(wù)院総理の人選を決定する。國(guó)務(wù)院総理の指名に基づき、國(guó)務(wù)院副総理、國(guó)務(wù)委員、各部部長(zhǎng)（大臣）、各委員會(huì)主任、會(huì)計(jì)検査長(zhǎng)、秘書長(zhǎng)の人選を決定する。最終結(jié)果は直ちに公表される。

同時(shí)に、第13期全人代第1回會(huì)議は新たな最高人民法院院長(zhǎng)、最高人民検察院検察長(zhǎng)も選出する。

國(guó)家行政學(xué)院の汪玉凱教授によると、今年の國(guó)家機(jī)関人事は対象ポストが比較的多いと見られる。全國(guó)黨代表大會(huì)の決定した全體的人事方針に従い、國(guó)家機(jī)関指導(dǎo)部の構(gòu)成をさらに完全なものにする。

注目されるのは、先日見直された「憲法宣誓制度の実行に関する全國(guó)人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の決定」が、中華人民共和國(guó)主席、副主席は法定手続きに従い選出された後、憲法宣誓を行うとしていることだ。政府側(cè)は75文字の宣誓文も公表した。この決定は全國(guó)両會(huì)期間の3月12日に施行される。今年選出された指導(dǎo)者の憲法宣誓の手順も、両會(huì)の大きな注目點(diǎn)だとアナリストは指摘する。

第19回黨大會(huì)以來、「新たな時(shí)代、新たな気概、新たな行動(dòng)」が中國(guó)で流行語となった。北京の學(xué)者は、今回の「新人事」によって中央の人材任用の「新指向」が明示されると指摘する。

中共中央黨校の張希賢教授によると、第19回黨大會(huì)以來、中央の人材任用には際立つ基準(zhǔn)が4つある。第1に政治基準(zhǔn)、第2に実踐基準(zhǔn)、第3に紀(jì)律基準(zhǔn)、第4に責(zé)任基準(zhǔn)だ。

汪氏によると、新たな黨中央の人材任用には明確な指向がある。まず、「新時(shí)代」の特徴と戦略的目標(biāo)に基づき上層部人事を考慮する。第2に、著実に仕事をこなし、改革意識(shí)と開拓?革新精神を持つことを重視する。第3に末端組織での経験と大衆(zhòng)の基礎(chǔ)を重視する。第4に、知識(shí)革新能力と専門技術(shù)水準(zhǔn)を重視する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月28日