第13期全人代第1回會議は20日午前に閉幕を迎え、政府活動報告に関する決議草案や中華人民共和國監察法草案などの採決を行った。また、習近平國家主席は重要談話を行った。
習主席は談話で、「われわれの暮らす世界は希望に満ち、試練にも満ちている。中國人民はかねてより正義感と同情心に富み、かねてより自らの前途命運を各國人民の前途命運と緊密に結びつけ、戦火、混迷、飢餓、貧困の中に依然暮らす各國人民に終始細心の注意を払い、無私の援助を行っており、終始最大限の努力を盡くして人類の平和と発展のために貢獻したいと考えている。中國人民のこの願いは誠実なものであり、中國が自らの発展のために他國の利益を犠牲にすることは決してなく、中國の発展はいかなる國の脅威にもならず、中國は永遠に覇権を唱えず、永遠に拡張をしない。あらゆる人を脅威と見なすのは、他者を威嚇することに慣れている者だけだ。人類の平和と発展のために貢獻したいという中國人民の誠実な願いと実際の行動を、いかなる者も誤読すべきでないし、ましてや曲解すべきではない。この世には正しい道理が自ずとある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月20日