1日には中華人民共和國成立70周年を祝賀する盛大な式典が行われた。全世界の視聴者はテレビやインターネットの実況放送を通じて、北京の天安門広場で繰り広げられた盛大な閲兵式や市民による行進を目にした。
団結とは力だ。中國人民は70年來、実際の行動によってこの言葉が持つ重要な意義を理解することになった。新中國は成立當初の西側國家による封鎖と包囲を突破しただけでなく、各種の大きな自然災害を克服し、改革開放の過程で直面したさまざまな試練に対応した。中國國民は終始団結して心を一つにし、一つ一つの難関を共に突破し、一つ一つの発展の成果を手に入れた。
団結と奮闘の精神は、中華民族の血脈に組み込まれた遺伝子で、中國人の家族や國に対する深く真摯な愛情に根ざしている。このことは、古今いずれの時期においても変わりはない。団結と奮闘の精神は中國人に、他に例を見ない自信という底力をもたらした。英國市場調(diào)査機関のイプソスが2019年7月に行った最新世論調(diào)査によると、自分の國が正しい発展の道を歩んでいると考える人の割合は、英國人では22%、フランス人は23%、米國人は42%だった。一方で中國人の場合には、その割合が94%にも達している。
今日の中國は、歴史上のいかなる時期に比べても、民族の復興という偉大な目標に最も近づいている。中國人は同時に、中國が長期にわたり社會主義の初期段階にあるという國の実情が今も、そして今後も長期にわたり変わらないこと、中國は世界最大の発展途上國であるという位置づけにあることも冷靜に見つめている。一方、中國は保護貿(mào)易主義や一國主義の臺頭、さらに世界経済の下押し圧力の増大という外部の不確定要素に直面している。中國は全國の各民族、各界、各階層の団結を強めて、それを揺るぎないものにし、また、國內(nèi)外にいる中國人の団結を強めることができれば、必ずや前向きな姿勢で外部からの挑戦とインパクトに対応し、國が発展する新たな力を絶えず身に著けることができるだろう。(CRI論説員)
「中國國際放送局日本語版」2019年10月 2日