習(xí)近平中共中央総書記（國家主席、中央軍事委員會主席）はこのほど、今年30年目を迎える「希望プロジェクト」（貧困農(nóng)村地域の子供たちの就學(xué)を支援する事業(yè)）にメッセージを寄せた。新華社が伝えた。

　習(xí)総書記は「黨の指導(dǎo)の下、希望プロジェクトは30年間の実施において、勉學(xué)を援助し、人材を育成するという目標(biāo)に焦點を合わせ、教師を尊敬し、教育を重視する伝統(tǒng)に根差し、社會的動員の制度を革新し、思いやりと助け合いの橋を架け、百萬人規(guī)模の貧困家庭の青少年が學(xué)校へ行く夢をかなえ、祖國建設(shè)で奮闘する重要な人材に成長するのを手助けしてきた。希望プロジェクトは貧困脫卻の難関攻略、教育の発展促進、青少年の成長への貢獻、社會風(fēng)潮の先導(dǎo)などの面で重要な役割を果してきた」と指摘。

　「青少年を健全に成長させることは、國家と民族の未來に関わる。新しい時代に入り、中國共産主義青年団は希望プロジェクトという事業(yè)をより良く実施し、青少年に新たな助力をし、新たな希望の種を撒く必要がある」と強調(diào)した。

　希望プロジェクトは中國共産主義青年団中央、中國青少年発展基金會が1989年に発起し、同年より実施した、貧困地區(qū)の基礎(chǔ)教育施設(shè)を改善し、學(xué)校に行けなくなった貧困地區(qū)の少年達の復(fù)學(xué)を支援することを使命とする社會公益事業(yè)だ。今年9月までに、全國の希望プロジェクトは累計152億2900萬元の寄付金を受け、経済的に困難な家庭の學(xué)生599萬4200人を資金援助し、希望小學(xué)校2萬195校の建設(shè)を援助した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月21日