中國?ロシア?南アフリカの海軍による海軍合同演習(xí)の開幕式が現(xiàn)地時(shí)間25日、南アフリカのケープタウン埠頭で行われた。これは同3カ國による初の海軍合同演習(xí)であり、3カ國が世界の最南端の海域で合同演習(xí)を行うのもこれが初。
今回の參加兵力には中國海軍の濰坊艦、ロシア海軍のミサイル巡洋艦「マルシャル?ウスチーノフ」、中型タンカー、救助曳船、南アフリカ海軍の護(hù)衛(wèi)艦、支援艦が含まれる。中國海軍第33期護(hù)衛(wèi)艦隊(duì)と共にアデン灣及びソマリア沖で護(hù)衛(wèi)航行任務(wù)を遂行中の中國海軍の濰坊艦が、現(xiàn)地時(shí)間24日午後に南アフリカのケープタウンに到著した。
匿名の専門家は25日、環(huán)球時(shí)報(bào)の記者に「発表された參加兵力から分析すると、今回の演習(xí)は大規(guī)模ではないが、その重大な意義を損ねることはない」と述べ、次のように続けた。
まず、今回の演習(xí)は中國?ロシア?南アフリカというBRICSの3カ國による初の海軍合同演習(xí)だ。これはBRICS諸國が世界経済分野で協(xié)力を掘り下げることができるほか、世界の政治?軍事分野の協(xié)力にも同じく高い將來性があることを示す。そのためBRICSの4カ國もしくは5カ國による未來の海軍合同演習(xí)の可能性も見えてくる。
次に、今回の演習(xí)は中露両國海軍が初めて南半球で行う合同演習(xí)だ。ケープタウンは喜望峰に近く、後者はインド洋と大西洋を結(jié)ぶ伝統(tǒng)的な航路の要衝だ。中露両國海軍は新たな合同演習(xí)海域を切り開くことで、両國海軍の協(xié)力水準(zhǔn)をさらに高めることができる。濰坊艦は遠(yuǎn)洋海軍を作るという中國の確固たる決意を示し、また中國海軍が世界の海域で軍事任務(wù)を遂行する能力をさらに証明した。
それから、中露の「海上協(xié)力」シリーズ演習(xí)が近年常態(tài)化している。演習(xí)海域には黃海、東中國海、湛江沖といった中國周辺のほか、ピョートル大帝灣、日本海の空域?海域が含まれる。今回の演習(xí)からは、中露海軍合同演習(xí)のメカニズムがより成熟し、合同演習(xí)の海域がより広がっていることが分かる。今回の合同演習(xí)は最南端の海域で行われるが、次の演習(xí)が最北端の北極海で行われるかについても期待できる。これが実現(xiàn)されれば、中露海軍の協(xié)力の航跡は世界の四つの海に広がる。高度な戦略的相互信頼を背景とし、中露という2大國の緊密な連攜は、世界の平和を安定に多大な貢獻(xiàn)を成し遂げることだろう。