メディアの報(bào)道によると、全米の新型コロナウイルス感染癥による死者のうち、老人ホームの死者の割合が3分の1に達(dá)している。助けのない高齢者は、政府の感染対策不足の最大の被害者になっている。
米ビジネス?インサイダーによると、米國(guó)の老人ホーム及び各種高齢者コミュニティで暮らす住民は全人口の0.5%のみ。これらの機(jī)関の感染者は國(guó)全體の10%を占めているが、死者は驚異的な33%にのぼっている。これは米國(guó)の高齢者が感染癥の「最もハイリスクなグループ」であることを意味する。ビジネス?インサイダーはさらに、米國(guó)の老人ホームを「死の収容所」と稱した。狹苦しい居住環(huán)境、劣悪な生活條件、職員の不足による行き屆かない介護(hù)といった不利な要素が重なり、同類機(jī)関が現(xiàn)在の慘狀に陥っている。
NYタイムズによると、老人ホームの塗炭の苦しみは、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の大統(tǒng)領(lǐng)選のダメージになっている。トランプ氏は2016年の大統(tǒng)領(lǐng)選で、65歳以上の「シルバー」からの支持率で競(jìng)爭(zhēng)相手のヒラリー氏に完勝した。「アメリカを再び偉大に」という大統(tǒng)領(lǐng)選のスローガンが、國(guó)の輝きを経験したことのある高齢者のノスタルジーに強(qiáng)く訴えかけたからだ。ところが米國(guó)で最近高齢者の死亡率が上がり、かつホワイトハウスの「人命軽視?経済重視」の方針により、トランプ氏は高齢者の間で支持率が下がり続けている。競(jìng)爭(zhēng)相手、民主黨の「候補(bǔ)內(nèi)定者」であるバイデン氏の「シルバー」の支持率は、トランプ氏を10ポイントリードしている。
「中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年5月11日