中國が新型コロナウイルスの発生當初、直ちに世界に真相を伝えなかったと一部の國が疑問視していることについて、中國疾病予防管理センターの首席疫學専門家である呉尊友氏は19日に開かれた國務院共同感染対策メカニズム記者會見にて、「新型コロナ発生後、中國は早く、スムーズに、透明にの原則に基づき、世界保健機関(WHO)及びその他の國と感染癥関連の情報を共有した」と表明した。
呉氏は「感染癥の病原體が何かもまだ分からなかった1月3日、WHO及びその他の國に対して中國で原因不明の肺炎が発生したと報告していた。新型コロナウイルスの分離に成功し、これが原因不明の肺炎の原因であると確認すると、直ちにWHO及び関連國に報告した。ウイルスの遺伝子配列を明らかにすると、直ちにこれをWHOに報告し、共有した。また全遺伝子配列をWHOの世界データ供給プラットフォームに上げた」と述べた。
呉氏は「早急、オープン、透明の原則で情報を共有することで、初めて全世界が協力し、新型コロナ感染対策という戦いに勝つことができる」と話した。
北京大學第一病院感染癥科主任の王貴強氏は「中國は比較的早く國際社會との経験共有を開始した。主に診療プランをめぐり中國の診斷及び治療の経験を紹介すると同時に、実戦経験及び教訓を各國の専門家に紹介した。これらの國と地域が新型コロナの感染対策を行い、死亡率を引き下げるため協力した」と表明した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2020年5月20日