民法典はすべての人の確かな利益に関わる。全黨及び全國各民族の人々の知恵と心血を凝縮する民法典草案が間もなく、第13期全國人民代表大會（全人代）第3回會議の審議に提出される。民法典編纂は中國の社會主義法治建設の一里塚、中國の國家統治體制及び統治能力現代化の歩みにおける大事件だ。中國法學會副會長兼秘書長の張鳴氏は「我々は変化の激しい時代に置かれている。わが國の経済?社會の発展は絶えず新しい問題及び挑戦に直面しており、多くの人々の美しい生活に向けた要求が日増しに増加している。民法典草案は時代の変化と人々の訴えに積極的に反応した」と述べた。

　民事権利制度に多くの革新的発展

　新時代において、多くの人々の権益の保障をめぐる需要が日増しに拡大し、豊富になっている。これについて民法典草案は積極的に反応し、民事権利制度の多くの革新的発展により、人々が法に基づき広範な権利と自由を手にできるようにした。

　現代社會にふさわしい権益保障の新たな挑戦

　現代社會は情報や生物などの新技術が力強く発展する、社會生活が日進月歩の社會であり、かつ各種リスクがより頻繁に発生する社會でもある。公民の権利は常に新技術及び新リスクがもたらす新たな挑戦に直面している。民法典草案は中國の実際の問題及び時代の需要に効果的に反応するため努力しており、鮮明な時代の特徴を持つ。

　社會の主流の価値観に合致

　社會の公平と正義、社會の公序良俗は、社會の主流の価値観を反映する。多くの人々が社會の公平と正義の保証、公序良俗の維持を願っている。このような価値観はすでに人類社會から自然界に拡張し、生態の倫理を守り生態の正義を守る普遍的な需要を生んだ。

　民法典草案は社會主義核心的価値観を取り入れた。総則編で平等、自発、公平、信頼、公序良俗などの原則を確立した。平等な民事主體間の法的関係を効果的に調整することを重視し、社會の公平と正義を促進する。分則の部分では、法律?規則の道徳的高速及び道徳的規範の法的支柱を強化した。

　?中國網日本語版(チャイナネット)?　2020年5月24日