１月１３日、新型コロナワクチンを接種するインドネシアのジョコ大統(tǒng)領(lǐng)（寫(xiě)真＝新華社提供）

１月１３日、インドネシアのジョコ?ウィドド大統(tǒng)領(lǐng)が同國(guó)で初めて新型コロナワクチンを接種する人となった。全國(guó)民に新型コロナワクチンを接種するよう奨勵(lì)し、免疫による感染防止を速やかに広めるため、インドネシアは接種の様子を生配信した。

映像から、ジョコ大統(tǒng)領(lǐng)が接種したのは、中國(guó)科興控股生物技術(shù)（シノバック?バイオテック）傘下の北京科興中維生物技術(shù)が開(kāi)発したワクチンだと分かる。同日、インドネシアの國(guó)軍司令官、國(guó)家警察長(zhǎng)官、保健相など２０名以上の政府要人および社會(huì)各界の代表者も接種を受けた。インドネシアメディア『ＳｕａｒａＭｅｒｄｅｋａ』によると、３０分間の観察後、ジョコ大統(tǒng)領(lǐng)は接種前と変わらず健康であるという。

インドネシア最大のメディアである『コンパス』の１月１４日の報(bào)道によると、ジョコ大統(tǒng)領(lǐng)は接種を受けたのち、「ワクチンを接種することで、われわれの家族や隣人、インドネシア國(guó)民と世界の人類文明が守られる」と述べた。また、同メディアはジョコ大統(tǒng)領(lǐng)が中國(guó)製ワクチンの接種を選んだのは、中國(guó)製ワクチンに対する信頼の表れであると報(bào)じた。

拙速を避けて品質(zhì)を重視する中國(guó)製ワクチンは、データでその安全性が証明されている。トルコでは、シノバック?バイオテック製ワクチンの有効率が９１．２５％に達(dá)した。また、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（ＵＡＥ）では、中國(guó)國(guó)薬集団（シノファーム）製ワクチンの有効率が８６％に達(dá)した。

中國(guó)製ワクチンは海外で３期臨床試験を順調(diào)に終えており、各國(guó)の首脳も行動(dòng)によって中國(guó)製ワクチンの安全性に対する信頼と支持を示している。１月１０日、セーシェルのラムカラワン大統(tǒng)領(lǐng)はシノファームのワクチンを接種した。同日、ヨルダンのビシェル?アル＝ハサーウネ首相と複數(shù)名の大臣もシノファーム製ワクチンの接種を相次いで受けた。また、ペルーのフランシスコ?サガスティ大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)內(nèi)メディアの取材に応じた際にも、中國(guó)製ワクチンの接種を受ける意向を示した。

現(xiàn)在のところ、世界１０カ國(guó)以上の発展途上國(guó)が中國(guó)製ワクチンを買い求めている。世界保健機(jī)関（ＷＨＯ）のテドロス事務(wù)局長(zhǎng)は先日、「新型コロナワクチンの接種が進(jìn)んでいるのはほとんどが高所得國(guó)であり、豊かな國(guó)によるワクチンの発注で価格が高騰する恐れがあり、低所得國(guó)と大多數(shù)の中所得國(guó)はまだワクチンを入手していない」と述べている。また、ＡＰ通信は「中國(guó)はワクチンを大量生産できる數(shù)少ない國(guó)の一つであり、まだワクチンを入手していない國(guó)にとって、中國(guó)製ワクチンは唯一の解決策かもしれない」と報(bào)じている。

現(xiàn)在、中國(guó)のワクチン生産ラインが全力で稼動(dòng)しており、今年末までに１８億回分のワクチンを生産できると見(jiàn)込まれている。アメリカの大手紙『ニューヨークタイムズ』は、「中國(guó)製ワクチンは近いうちに発展途上國(guó)の『命綱』となるだろう」と指摘した。

「北京週報(bào)日本語(yǔ)版」2021年1月21日