雙方間の溝を有効に管理?コントロールして、中米関係が制御不能に陥るのを防ぐため、王部長は3つの要求を示し、譲れぬ一線を明確にした。
(1)米國は中國の特色ある社會主義路線?制度に対して挑戦や中傷をしてはならず、さらにはその転覆を企ててはならない。中國の路線と制度は歴史の選択であり、人民の選択でもあり、14億の中國人民の長期的幸福に関わり、中華民族の前途命運に関わり、中國にとって堅守せねばならぬ核心的利益である。
(2)米國は中國の発展プロセスの妨害さらには斷ち切りを企ててはならない。中國人民にもより素晴らしい生活を送る権利が當然あり、中國にも現代化を実現する権利があり、現代化は米國だけの権利ではない。これは人類の基本的良識と國際正義に関わる。中國は米側に対して、中國に対する全ての一方的制裁、高額の関稅、管轄権の域外適用、科學技術封鎖を早急に撤回するよう促す。
(3)米國は中國の國家主権を侵害してはならず、ましてや中國の領土的一體性を損なってはならない。新疆、チベット、香港地區関連の問題はかねてより人権や民主の問題などではなく、「新疆獨立」「チベット獨立」「香港獨立」との戦いという根本的是非の問題であり、國家主権?安全保障が損なわれることを許す國はどこにもない。臺灣地區問題は、これらにも増して最重要だ。両岸は未統一だが、大陸と臺灣地區は共に一つの中國に屬し、臺灣は中國の領土の一部である。この基本的事実が変わったことはないし、変わることもない。もし「臺灣獨立」分裂勢力が大膽不敵にも挑発するのなら、中國には必要なあらゆる手段を講じて阻止する権利がある。臺灣地區問題において必ず約束を恪守し、必ず慎重に行動するよう米側に忠告する。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月27日