惜しみない無私の生産能力協力
ワクチンの供與と輸出のほか、中國はアラブ首長國連邦(UAE)、エジプト、インドネシア、トルコ、ブラジルなどの発展途上國との間でワクチンの共同研究開発と生産協力を展開し、関連企業が外部と協力して第Ⅲ相臨床試験を実施するのを支援し、各地の現地生産能力を拡大するというやり方で世界の感染対策に貢獻し、生産能力はすでに2億回分を超えた。
今年3月28日、中國とUAEの協力による中國新型コロナワクチン原液充填生産ラインのプロジェクトの「オンライン式典」が行われた。
エジプトのムスタファ?マドブーリー首相は、「エジプトは第1期としてシノバックのワクチン100萬回分の生産を終えた。現在、世界規模で新型コロナワクチンは供給が不足しているため、ワクチンの現地化生産が極めて重要だ」と述べた。
また、中國は在中國外國人の生命?健康と労働、學習、生活を保障するため、対象年齢の在中國外國人も國産ワクチンの接種対象に組み込んだ。これまでに、35萬人が中國で60萬回以上ワクチンを接種した。
中國政府と醫療関係者のワクチン接種を広く普及させるための努力が海外からやって來た人々の心を溫かくしている。湖北大學のパキスタン人留學生のスタンさんはかつて、武漢市の感染癥予防?抑制期間にボランティアになった。今年3月には自ら応募して、同大でワクチン接種を希望して受けた12人の外國人留學生の1人になった。またスタンさんは動畫を撮る、文章を書くなどして、中國の感染癥対策と経済発展の狀況を発信し続け、真実と異なる言論には反論を試み、「中國が行っている努力は世界の感染癥対策に非常に大きく貢獻した」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月1日